用語Q&A

スプロケ [スプロケット] (スプロケ)

歯車どうしで組み合わされるのではなく、チェーンやベルトと組み合わされるタイプの歯車。クルマでは、タイミングベルトやタイミングチェーンでカム(カムシャフト)を駆動するためのカムスプロケを指すことが多い。このカムスプロケを調整式のものと交換すると、バルタイ(バルブタイミング)の調整ができるようになり、パワー特性を変えることができる。

スプリングレート (スプリングレート)

スプリング(バネ)を縮めるときの硬さのこと。ほとんどの場合、ショック(ダンパー)のスプリングの硬さを指す。スプリングレートが高ければ硬く、スプリングレートが低ければ柔らかいことを意味する。単位はkg/mmで表記され、バネを1mm縮めるのに必要な重量が数字で表される。例えば8kg/mmのバネだったら、1mm縮めるのに8kgの重さが必要ってこと。

スプリング (スプリング)

チューニングカーに関して「スプリング」というときは、サスペンションのバネのことを指すことが多い。サスペンションのスプリングには大きく分けて、直巻きタイプと荒巻き(ノーマル形状)タイプがある。直巻きは汎用のきれいな円筒形のスプリングで、車高調(車高調整式サスペンション)に使われる。荒巻きは、いびつな円筒形や、径の大きい円筒形のものが多く、ノーマル車に使われている。スプリングを硬くすると、クルマの姿勢変化が抑えられて、より運動性能が上がることが多い。ただし乗り心地は悪くなりがち。

ストール (ストール)

パワーバンドを大きくはずれるほどエンジン回転が落っこちたり、エンジンが止まってしまうこと。エンジン不調によるものだったり、シフトミスやクラッチ操作ミスであったり、いろんな場合に起こる。ちなみに『エンスト』のストも『ストール』のストだ。

ストロークアップ (ストロークアップ)

エンジンチューンのメニューのひとつ。クランクシャフトを腕の長いものに交換することで、ピストンストロークを増やす。合わせてピストンなどの交換も必要になるほか、ブロックの加工が必要になる場合もある。排気量が上がって、全体的なパワーアップが図れるが、特にトルクの向上に効果が大きい。逆に、高回転化したい場合には向かない。

ストローク (ストローク)

ピストンなど、往復運動をする機関が、片方のはじからもういっぽうのはじまで動く距離のこと。または、その動き自体のこと。エンジンでいえば、上死点から下死点までの長さのこと。またはピストンが上死点から下死点まで(下死点から上死点まででもいい)動くこと。サスペンションの場合は、伸びきるところから縮みきるところまでの長さ、あるいは伸びたり縮んだりする動作自体のことをいう。

ストレーナー (ストレーナー)

濾過器のこと。クルマのパーツでは、オイル・ストレーナーのことを指す場合が多い。オイル・ストレーナーはオイルパンの中でオイルを吸い出してすぐのところについているパーツで、オイル内の大きなゴミをこしとる役目を果たしている。じっさいは吸い口も含めてストレーナーと呼ぶことが多い。燃料タンクから燃料を吸い出す燃料ポンプにも網状のフィルターがついているが、これもストレーナーと呼ぶことがある。

ストラットバー [ストラットタワーバー] (ストラットバー)

「タワーバー」と呼ばれることもある、剛性アップパーツの一種。ボディの中でも、サスペンションの取り付け部分というのは走行中に強い力がかかって変形しやすい。そこで、ショックユニットの上側が取り付けられている部分を左右でつなぐと、補強の効果が大きい。そのためのパーツをストラットバーという。安価で手軽に装着できるため、剛性アップパーツの第一歩として人気が高い。

ストラット [ストラット式サスペンション] (ストラット)

サスペンションの一種。ショックユニットの下側ブラケットをナックルにガッチリ固定し、ショックユニットとロアアームで車輪を支える方式のサスペンション。コストが安く、スペースをとらないので、特にフロントに多用される。しかし、ジオメトリーの自由度が少なく、ショックユニットに横方向の力もかかるなど、走りの性能から見ると妥協の多い構造なので、本格スポーツカーやレースカーではあまり使われない。