用語Q&A

剛性 (ゴウセイ)

モノの性質のうち、力を加えても変形しにくい性質のこと。クルマの中で特にいわれるのが サスペンション 取りつけ部とボディの剛性。サスペンションの取りつけ部をゴムブッシュからピロボールに替えると、剛性が上がってレスポンスがよくなる。またタワーバーやロアアームバー、ロールケージなどでボディを補強してやると、剛性が上がって、動きがシャキッとするなどのメリットがある。

コーナーリングフォース (コーナーリングフォース)

走っているクルマを曲げるのに必要な横方向の力をコーナリングフォースという。細かく見ると、タイヤをどちらかに切った場合、クルマの進行方向とタイヤの向きにズレが生じる。このときに生じる、進行方向に対して直角の方向の力がコーナリングフォースだ。この力のおかげでタイヤは横方向に曲がっていき、そのタイヤにのっかっているクルマも横方向に曲がっていくことになる。

コーキング (コーキング)

液体やガスが漏れないように、パーツの合わせめの隙間をうめること。またはうめるための充填剤のこと。役目としてはパッキンと同じだが、すでに成型されたものではなく、歯磨き粉のように「ニューッ」と出して固めるものをコーキングと呼ぶことが多い。ゴムなど適度に弾力のある材料が使われる。

コンロッド [コネクティングロッド] (コンロッド)

エンジン内部で、ピストンとクランク(クランクシャフト)をつなぎ、ピストンの直線運動をクランクの回転運動に変えている部品。パワーを上げると純正では耐えられなくなってくるので、社外のパーツに交換する。I断面のものとH断面のものとがあるが、どちらが優れているとは一概にはいえないようだ。

コンプレッサー (コンプレッサー)

圧縮する装置のこと。クルマの場合は、空気を圧縮する装置を指すことが多い。たとえば、ターボ(ターボチャージャー)は排気の力を利用して吸気を圧縮する装置だが、排気側の部分(排気によってまわされる部分)をタービンと呼び、吸気側の部分(タービンの回転力で吸気を圧縮する部分)をコンプレッサーと呼ぶ。機械式スーパーチャージャーの場合は、プーリーで直接コンプレッサーを駆動することになる。ターボチャージャーに使われている遠心式や、エアコンに多いスクロール式など、いろいろなタイプがある。

コンデンサー (コンデンサー)

チューニング業界でいう場合は、だいたいエアコンのコンデンサーのこと。冷媒を冷やすためのパーツで、たいていラジエターの前に付いている。形もラジエターの薄っぺらいみたいなヤツだ。覚悟がある走り屋は取っ払ってしまう。取りはずすともちろんエアコンが使えなくなるが、オーバーハングが軽くなるし、ラジエターの冷えもよくなる。

混合気 (コンゴウキ)

空気と燃料が混ざった気体のこと。エンジンに吸い込まれた空気に燃料が噴射されてから燃焼するまでの状態のことをいう。吸気管のなかでは、まだガソリンの大部分は霧状で、気化するのは燃焼室に入ってからになる。なおガソリンと空気の比は空燃比という。(A/Fともいう)空燃比はある程度の範囲に収まっていないとパワーが出ないので、スロットルを大きく開けて空気をたくさん取り込んだときには、燃料もたくさん噴いてやる必要がある。

Cobra jet (C.J.) (コブラジェット)

1968年に427サイドオイラーのかわりに導入された
フォード製ハイパワーユニットのなまえ。

腰下 [エンジン腰下] (コシシタ)

エンジン部品のうち、ブロックを開けないとイジれない部分のことをいう。具体的には、ピストン、コンロッド、クランクシャフト、シリンダーなどだ。腰下をイジる目的は、各部品の重量などを揃えるバランス取り、高圧縮化、低圧縮化(ターボ車の場合)、排気量拡大、高ブーストに対応させるための強化パーツへの交換などがある。ちなみに、この部分に手を加えないと、エンジンフルチューンとは呼べない。