用語Q&A

ジムカーナ (ジムカーナ)

自動車競技のひとつ。舗装された路面に1周1分前後のコースを設定し、1台ずつ走ってタイムを競う。広い駐車場のようなスペースにパイロンを置いてコース設定をすることも多い。スピード域は高くないので危険が少なく、クルマを振りまわせることと、ごく普通の乗用車でも楽しめる手軽さがうけている。

ジェット (ジェット)

噴射口のこと。自動車のパーツでは、キャブ(キャブレター)についているものが有名だ。キャブレターの場合は、さまざまなアクセル開度によって最適な混合気を作り出すために、スロージェット、メインジェットなど、燃料を吐出するためのいろいろなジェットが設けられている。キャブレターでは、これらのパーツをサイズのちがうものに交換するなどして燃調セッティングを行う。特に有名な「メインジェット」は、おもにハーフスロットルから全開域の燃調に影響する。

C.D.I. [Capacitive Discharge Ignition] (シーディーアイ)

点火系チューニングパーツの一種。コンデンサに電気を蓄えておき、コンピューターなどから点火の信号が送られると、そのコンデンサが放電するようになっている。その電流をコイル(イグニッションコイル)に流すことで高電圧を発生させる。高回転時もトランジスタより正確なタイミングで高い電圧の火花を飛ばすことができるため、高回転域では効果が大きい。ただしスパーク時間が短いため、低回転域ではトルクが細くなるなどのデメリットもある。これを解消するために、低回転域では複数回スパークするように設定されたタイプや、トランジスタと併用するタイプのCDIも発売されている。

シーケンシャル (シーケンシャル)

シフトレバーを前後左右に動かしてシフトチェンジする通常のHパターンとはちがって、前後に動かすだけでシフトチェンジができるトランスミッション。ふつうは前に押すと1速ダウンし、手前に引くと1速アップする。1速ずつしか変速できないので、街乗りに使うにはちょっと面倒くさいけど、シフトミスをする可能性は大幅に減る。また動作が減るので、シフトチェンジの時間も短縮できる。

シンクロ [シンクロナイザ機構] (シンクロ)

ミッションに採用されている機構のひとつ。変速時に、完全に回転を合わせてからギヤが噛み合うようにするための装置で、純正のミッションには必ず装着されている。ドライバーが回転を合わせなくてもシフトチェンジできるので、操作は簡単になる。でも、どうしてもシフトチェンジに時間がかかるので、競技用ミッションには使われていないことも多い。

シリンダーヘッド (シリンダーヘッド)

エンジンの上部に取り付けられるパーツ。シリンダーの天井部分になるほか、吸排気のためのポートが開けられていて、バルブやカムなど動弁系パーツを収めている。カバーを開ければ、シリンダーヘッドそのものははずさずにカム(カムシャフト)の交換ができる。また、シリンダーヘッドそのものも、ブロックをバラさずにはずせるので、面研や燃焼室加工、バルブまわりのチューニングは、エンジン腰下をイジるよりも簡単にできる。

シリンダー (シリンダー)

本来は円柱や円筒を指すことば。クルマでは、エンジンやダンパー(ショック)など、中にピストンが入っていて往復運動ができるようになっている中空の円筒のことをいう。エンジンにしろダンパーにしろ、究極的な性能を求めると、非常に厳しい寸法精度が要求されるようになる。

触媒 [触媒コンバーター] (ショクバイ)

排気ガス中の有害成分を減らす装置で、フロントパイプやマフラーの途中に付いている装置。触媒を排気ガスが通ると、化学反応が起きて、有害成分が害のない成分に変わる。内部小はさい無数の蜂の巣状の穴を持つ構造で、排気抵抗は大きい。自動車には装着が義務づけられているので、取りはずすだけで違反になる。

シュラウド (シュラウド)

本来は「覆い」という意味の英語。クルマではラジエターに装着するラジエター・シュラウドのことを指すことが多い。ラジエター・シュラウドは、ラジエターのコアを覆って、通過した空気をファンに導く形状になっている覆いのこと。ファンが作動したときに、ラジエターの広い面積を効率よく空気が通るように装着されている。